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子どもがじっと耳を傾ける魔法のおはなし―学校の先生がそっと教える [子育て]

TOSSの教師たちから集めた「とっておきのおはなし」がテーマ別に収録されている。

お話には低中高学年向けのマークがついており、最後の向山洋一氏の解説が乗っている形式。

第1章 やさしい子供に育ってほしい

第1話 ピョンタの冒険
小さな井戸のなかのカエルたちにはボスがいます。ボスはにわとりの卵をもちあげて「一番強い俺が親分だ」といいます。
疑問におもったピョンタは外の世界に行くと、池や湖、海にもっと強いカエルがいて、みな「一番強い俺が親分だ」といっています。ピョンタはさらに旅をつづけ、最後は強くても威張らないカエルに出会い、そこで家来になることにしたのでした。
向山氏解説・・・ほんとうに力のある人は、強いだけでなくやさしく賢いです。広い心をもてば、やさしい気持ちになれます。

第2話 覚えているといいな
妹がうまれた女の子はとってもかわいがっていましたが、ある日妹がものをポイポイなげるのを見て、いやになってしまいます。
お母さんにうと「あなたもそうだったの、お母さんもお父さんもそうだったの、それはちゃんと成長しているっていうしるしなの」といわれます。女の子はうれしくなって、妹と遊ぶことを楽しみにするようになります。
向山氏解説・・・兄弟がいる幸せに気づかせてあげよう。トラブルから学ぶ。

第3話 きつねさんとうさぎさん
きつねとうさぎが畑を一緒にやっていますが、きつねはずる賢くたちまわって、うさぎより働かないのにうさぎより多くの野菜を手に入れます。ある日うさぎが「一人で畑をやりたい」というので、きつねはとうとう愛想をつかされたのだと思い反省します。しかしうさぎは畑でキツネの誕生日に贈る花をつくっていたのでした。きつねはうさぎのやさしさに感動し、これまでの自分の行動を誤ります。
向山氏解説・・・きつねのたくましさ、うさぎのやさしさ両方をもった子供に育てたい。そしてうさぎのやさしさに気が付ける人になってほしい。

第4話 以心伝心ってホント?
道で犬に出会った男の子は、怖がって泣いてしまいますが、犬を連れているおじさんに犬も怖がっていると教えてもらって、泣き止みます、すると犬も吠えなくなったのです。怖い気持ちは動物にも伝わるんですね。
向山氏解説・・・大人になれば価値観の違いや考え方の違いを上手に受け取ったり、受け流したりすることもできますが、子どものうちは友達のよさに目をむけられるようなアドバイスをしたいです。どの子もいいところをもっています。

第5話 パンダがやってきた・・・ペットの命の大切さを教えたいとき
向山氏解説・・・責任をもって命を育てることで、子どもは大きくそだちます。

第6話 みんな違ってみんないい・・・自分を好きになれないときは
向山氏解説・・・子供たちが、自分のすばらしさに気付く手伝いをしてあげよう。

第7話 痛いのは自分だけ?・・・「ごめんね」の一言がいえないときは
向山氏解説・・・相手のことも考えてみる、その気持ちがトラブルを解決する

第8話 阪神淡路大震災・・・困っている人を助けられる子どもに育てたいときは
向山氏解説・・・阪神淡路大震災で外国からの救助チームが日本人は略奪をせず、助け合うことに感動していました。こうしたすばらしさを日本人の気概として子どもに伝えましょう。


第2章 まっすぐなこどもにそだってほしい

第9話 我慢できる子・できない子
混雑している電車の中で、一番前の車両で前をみたいという男の子にお母さんがいいきかせます。「わがままいうと、おばあちゃんの家にいけないよ」男の子は「おばあちゃんに会いたいからがまんする」といいます。
診察室で注射を待つ女の子、お母さんに注射は痛いか尋ねます。お母さんは痛いと正直に答え、わんわん泣いてもいいけど、痛いのは泣いてもかわらない」といいます。女の子は「痛いのは同じだから泣かないで我慢する」と答え、そのとおりにしてほめられます。
向山氏解説・・・落ち着いてよく話せば、子どもは自分で「我慢する」と決められます。大声で叱って言いなりにしたり、子どものいいなりになってはいけません。落ち着いた声で諭すことが大切です。

第10話 「あ・い・う・え・お」の話・・・「よいこと」「悪いこと」をしつけたいときには
向山氏解説・・・いきていくために守らなければならないことを教えましょう。あ=あいさつ、い=いのちの大切さは小学校1年生までに身につけさせましょう。よいこと悪いことの判断は教えなければみにつきません。どうしてこんなこともわからないの?といわず「やってはいけない」とシンプルに伝えたほうが子どもの脳に入ります。

第11話 「仮面ライダー」人気の秘密・・・いいかげんなことをしたときは・・・
仮面ライダーを作ったひとたちの努力
向山氏解説・・・仮面ライダーの人気の裏には裏方でアクションをつくりだす人たちの努力と、愛情があったことを伝え、一生けん命さとモノを大切にすることを身につけさせましょう

第12話 ライオンを助けたネズミ・・・自分の力を信じられる子どもに育てたいときには
向山氏解説・・・学校でのトラブルでは「ぼくをばかにした」という訴えから起こることが多い。どの子も大きな力をもっていることを伝えましょう。また親の「そんなこともできないの?」は思っている以上に子供の心を傷つけ、わが子の他の子への対応となって現れます。同じ一言でも「大丈夫、あなたならできるよ」と言葉かけしましょう。

第13話 ブドウ畑の宝物・・・頑張ってもすぐに結果ができないときは・・・
向山氏解説・・・目に見えない努力を続ける力を与えるのは励ましです。目に見えない努力は宝物です。

第14話 いたずらの告白・・・「お母さんなんて嫌いだ」といったときには
向山氏解説・・・子供は親の愛を感じた時素直になります。子供に愛が届くのはそんなに簡単ではありません。言葉にも態度にも子どもへのメッセージを込めることが大切です。

第15話 上履き隠し・・・いじわるをされたとき、いたずらをしたときには・・・
向山氏解説・・・上履き隠しは小学校でとても多いいたずらです。神経質な保護者は「いじめられている」と騒ぎ立てますが、少し余裕をもって、子どもの話をよくきき、相手の立場や気持ちを親子で考えてみましょう。

第16話 カーネル・サンダースの生き方・・・できないとすぐあきらめてしまうときには・・・
向山氏解説・・・子どものよいところを見つけ、伸ばすのは親の役目です。子供の能力を伸ばすのに「ふろしき理論」がある。これは一番高い点をつまんで引き上げていくと、全体がいつのまにか上がってくるという話。


第3章 明るい子どもに育ってほしい

第17話 うんちをするって、きたないこと?・・・学校でトイレにいけないときは
さとしは、学校でうんちをしたことを馬鹿にされ、学校を休みます。お母さんは小さいころ先生がうんちを出すのは身体がきれいになるのだから、きれいなことだ」と話してくれたのを伝えます。翌日さとしは学校にいき、うんちをして出てくると、となりからさとしを汚いとバカにした子もうんちをしてでてきて、そして先生もウンチをしてでてきて、みんなで笑ったのでした。
向山氏解説・・・トイレの使い方と身体の仕組みを一緒に教えましょう。明るく伝えるべきことがたくさんあります。

第18話 よかったさがし・・・・自分だけが不幸せだと思うときには・・・
向山氏解説・・・最近の子ども達には感謝の気持ちが育っていません。感謝の気持ちを表せる子どもにしたいものです

第19話「おはよう」おまじない・・・新しい生活が始まるときに・・・
向山氏解説・・・子どものしつけは「あいさつ」「返事」「自分の靴をそろえること」。あいさつは親が思っているより難しい。親が手本をしめそう。あいさつには友達をつくる力があることを伝えよう。

第20話 これからも友達・・・友達が引っ越すときには
向山氏解説・・・人生で出会う人は、自分の為に選ばれた人です。

第21話 トルシエ監督の選択・・・自分の思い通りにならないときには・・・
向山氏解説・・・自分の力が認められない時、発揮できない時、苦境の中で頑張ることは大変なことです。有名な選手たちの頑張る姿を子どもたちに伝え、いまできることに目をむけさせましょう。

第22話 笑いの力・・・不安で落ち込んでいるときには・・・
向山氏解説・・・大笑いである必要はない、教師の笑顔は不思議な力をもっている。大人の笑顔が子どもを安心させ、穏やかな、落ち着きある子供にそだてるのだ。

第23話 病気が治った女の子・・・前向きな気持ちになってほしいときには
向山氏解説・・・日常の小さな声掛けには大きな言葉のパワーがあります。良い点をみつけて褒める、ウソはいけません。親は良い点をみつける力量をみにつけましょう。

第24話 いただきますは誰にいうの?・・・家族そろって食卓を囲むときに
向山氏解説・・・いただきますは命をいただいて自分の命がいかされたという意味があります。いただきますは日本の美しい文化です。家族で食卓を囲みいただきますの言える子どもに育てたいものです。


第4章 たくましい子どもに育ってほしい

第25話 かわいくて強いタンポポ・・・自然の不思議さ・偉大さを教えたいとき
タンポポの名前の意味は楽器の鼓につぼみが似ていたから。冬は葉っぱを地面につけて耐え忍びます。根は太くて地面の奥まで伸びています。春には葉っぱを起こして花をつけます。花をひらかせるまで4日かかります、綿毛ができると背伸びして綿毛を遠くに飛ばすようにします。そして落ちたところで仲間をふやします。つらいときこまったときも根を張り、負けないでいると楽しい季節がやってきます。ちいさなタンポポですが、頑張り屋でいろんな知恵があるのです。
向山氏解説・・・野に咲く小さな花にも生きる知恵や力があるのです。生きる力につながります。

第26話 一日20回のご飯炊き・・・できるまでやりぬくことを教えたいとき
電気がまを開発した一家のはなし
向山氏解説・・・あきらめないで努力をすれば、夢はかなうことを伝えましょう

第27話 けがを恐れぬ全力プレー・・・今何をすべきか、自分できがつかせたいときに
桑田投手の話
向山氏解説・・・落ち込んでいる子どもに先回りしてアドバイスするより、桑田投手の話をするだけにしておくと、子どもは自分で情報を整理して決断します。それは悩み、学んだ結果の「根っこ」を育てることになるのです。自分で考えさせましょう。

第28話 世界一おいしいごちそう・・・食事時にわがままや好き嫌いをいうときには
向山氏解説・・・食べられることの幸せを子どもに実感させましょう。おやつを与えない程度がよいです。

第29話 ビックリマンチョコのおまけ・・・自分で考え、行動する力をつけさせたいとき
向山氏解説・・・いわれたとおりに行動するのも大変ですが、自分で考えて行動するのはさらに大変です。大人はモノマネでない考えを受け止め、お世辞でなく本当の感想をいってあげましょう。どんな考え方も安心して言える環境が必要です。

第30話 最高のウルトラマンをつくりたい!・・・子どものもっている力をひきだしたいときには
向山氏解説・・・ウルトラマンの大ヒットには円谷プロの人たちの妥協しない作品作りがあったから、手間をおしまず、もう一工夫する習慣をつけましょう。

第31話 何もしないアルバイト・・・子どものやる気を伸ばしたいときに
向山氏解説・・・子どもは本来活動的で、やる気がでないことはほとんどありません。×をつけても○ほしさに何度も挑戦してくるのです。×をつけるのを恐れる教師は子どもの力を見くびっているのです。子供の力を信じて辛抱強く見守りましょう。

第32話 肥満の原因・・・バランスよく食べることの大切さを教えたい
向山氏解説・・・子どもに規則正しい食事を整えるのは親の責任です。忙しい時代ですが、一汁一菜でも親が手をかけて準備しましょう。


第5章 賢い子どもに育ってほしい

第33話 ぐっすり眠るといいこといっぱい・・・早く寝る習慣をつけさせたいときには
あやちゃんは8時に寝ます。するとまず成長ホルモンがでてきて骨や筋肉をつくって大きくします。12時にはメラトニンがでてきて、いつもニコニコしてすごせるようにします、起きる時間、寝る時間を知らせてくれます。午前2時にはACTH=副腎皮質刺激ホルモンがでて、一生懸命版がることができるよう応援してくれます。朝の4時にはコルチゾールがでて、身体を温かくして朝が来たのを教えてくれます。こんなホルモンがお仕事する大切な睡眠じかんなんだよ。
向山氏解説・・・こどもに眠ることはとても大切です。低学年は8時に寝かせましょう。早くねることは子育ての絶対条件です。

第34話 どんぐりの不思議・・・自然を守る気持ちを育てたいときには
向山氏解説・・・木の根がたくさんの水を貯え、大地をまもっていること、木から酸素ができること、森が動物や鳥のすみかとなること、一本の木が育つのに長い時間がかかることなどを、伝えましょう。一緒に自然に触れる機会をつくるとよいですね。

第35話 広場におかれた大きな石・・・自分から進んで働くことを教えたいときには
向山氏解説・・・ささやかな感謝の言葉が、進んで働ける子どもを育てます。

第36話 本は心の栄養・・・本を読むのが好きになってほしいときには
本はテレビと違って、読んだことを脳で再構築するので、テレビとはちがう。
向山氏解説・・・子育てで大切なのは、夜八時に寝かせることと、読み聞かせ。小さいころから読み聞かせをしてもらった子供たちは読書好きの傾向があり、静かに落ち着いて話を聞く習慣があります。

第37話 自転車の涙・・・三日坊主にさせないために
最初は自転車を大切にしていたのに、次第に手入れをしなくなった進君。お父さんはカバーをかけなかったので雨にぬれたままの自転車を、「自転車が涙を流しているみたい」と表現します。
向山氏解説・・・はじめははりきっていてもその気持ちを持ち続けるのは難しいこと。お父さんはそれがわかっていて、子どもの心に届く上手な言葉かけをしてくれたのです。

第38話 命令に従わなかった渡し守・・・自分の意見を言える子どもに育てたいとき
向山氏解説・・・豊かな経験が「自分で決める力」を育てます。自信は1回や2回ほめてもつきません。こどものいいところをみつけて褒め続けましょう。

第39話 小さなハチの大きな力・・・ほんとうの強さを教えたいとき
向山氏解説・・・小さなものにも大きな力があることを教えましょう。日本は小さな国ですが、経済・文化で世界に誇れるものをもっています。

第40話 こころのスイッチ・・・友達を助けてあげられる子に育てたいときには
人間とチンパンジーの遺伝子の差は1・23%。人間は「智の遺伝子」をもっています。
向山氏解説・・・心=智の遺伝子を育てるには心をいっぱい使わせることが大切です。日常の家庭での小さな場面で親の姿から子供たちは智の遺伝子のスイッチをいれるのでしょう。


子どもがじっと耳を傾ける魔法のおはなし―学校の先生がそっと教える

子どもがじっと耳を傾ける魔法のおはなし―学校の先生がそっと教える

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本



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