So-net無料ブログ作成

本のベストセラー

ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理 [資産]

初版は1973年にだされた株式投資の本である。読んだのは第7版でさらに新版がでているらしい。

要するに株価の動きは予想できない(ランダムウォーク)するということで、個人投資家の一番賢い投資法はインデックスファンドをかうことで、もうすこし楽しみたいなら、成長銘柄を発掘して、長期保有することだということ。ファンドをえらぶのも面倒なら、専門家をさがすべしとのこと

株価が上がるか下がるかの要因には、大きく二つの説があり、
ファンダメンタル分析と、砂上の楼閣学派がある
ファンダメンタル分析は、その会社の真の価値を算出し、それが現在の株価よりも割安なら株価はあがり、割高なら株価はさがるとするもの。ただし、算出するためには、期待成長率(その会社の属する業界の成長率)、配当額、リスクの度合い(その株式の価格変動が市場の価格変動に対して大きいとリスクが高い)、金利水準(金利が高いと資金は株式に向かわないため、株価は下がると考える)これらの要素がひつようで、これらが正確にわりだせないと、正しい分析はできないという弱点がある
砂上の楼閣学派は、株価は美人投票のようなもので、ただし、みんなが美人だとおもうのはどれかを当てるゲームで、真の価格など存在しない。みんなが上がると思えばあがるというもの。
実際には、この二つの理論が混在して、市場が形成されているとおもわれる。
著者自身はファンダメンタル分析に重きをおいて、実際には砂上の楼閣が形成されることもあるのだという認識をもっているとおもわれる。

テクニカル分析については、これまでコンピューターであらゆる理論がためされたが、有用なものはないといいきっている。ただし分析は日足ベースとおもわれることと、市場が存在するすべての期間でみたものとおもわれる。

世界のバブルの歴史
オランダのチューリップバブル
イギリスの海難泡沫会社バブル
1920年代のフロリダ土地投機
ウォール街の株式投機(架空取引で値をつりあげたりしていた1920年代のもの)

株式市場をふりかえり
黄金の60年代
低迷の70年代
狂乱の80年代
思い上がりの90年代
世紀末のインターネット株狂奏曲
と位置づけている

新しい投資テクノロジーとして
モダン・ポートフォリオ理論をとりあげている。
これは複数の銘柄に分散して投資したほうが、一つの銘柄に投資するよりも効率がいいというもの。
特に銘柄の間の相関係数をもちいると、リスクを減らすことができる
また、複数の市場に分散して投資したばあいも、おなじようにリスクを分散させることができる
基本的には、リスクの高い投資を少しつけくわえると全体としてのリスクは低下する。

投資家のライフサイクルと投資戦略にあわせたオススメのアセット・アロケーションがのっている。
年代によってとれるリスクがちがうので、それにあわせた資産配分をということ。



ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

  • 作者: バートン マルキール
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。