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モンテッソーリの子育て (クーヨンBOOKS 6) [子育て]

月間クーヨンが編集したモンテッソーリ子育ての本。

モンテッソーリ教育とは、イタリアの女性医師マリア・モンテッソーリが始めた教育で、子どもの発達段階と興味にあわせて大人が成長の手助けをするという考えに基づいている。

大人からみて不可解な子供の行動やこだわりは彼らの心や体の成長に関係していると考える。
支援は「Help me to do it myself」=一人でやるのを手伝うを大切にし、子どもの観察と環境を整えることに重点が置かれる。

モンテッソーリの子育てを知る5つのポイント
1大人と子供は違う。大人は結果をもとめ子どもは過程そのものを目的としている
2子どもの動きをよくみる。興味を示していることを見極める、なぜそうするのか考える、何に困っているか理解して手助けの方法を考える
3子どもは大人や友達の動きをよく見ている、幼児期の子どもは自分自身の動作の主人公になりたいとおもっている、何かを教えたかったら目の前でやってみるのが一番。
4教え方にはコツがある。一度に一つ伝える、順序立ててゆっくりやって見せる。繰り返して見せる。
5何度も繰り返しやることで成熟する。繰り返して充実感や自信を持った時、次のステップへチャレンジする意欲がわく。

敏感期・・・生物学者ド・フリースが発見した、すべての生物の幼少期にある敏感な感受性の現れる一定期間のこと。

相良敦子さんのモンテッソーリ教育解説。
敏感期を体の発育という冷たい視線ではなく、こころの奥底からあふれてくる願望やあこがれの情熱としてとらえる。大人に不可解な子供のふるまいも敏感期という概念を知ると見方が変わる。
子どもはいつも考え・わかりたがっているその知性のエネルギーをとらえ手助けすること。そうすることで考える力が育って・主体的に動く子供が育つ。15年後の追跡調査ではこの教育を受けた子供は、見通しをもって考える、順序立てて行動できる、臨機応変に対応できる、一人で責任をもつ、たじろがない、自分で考えられるという特徴を持つ。
モンテッソーリメソッドの教育をうけていなくても、敏感期がわかれば、「手を洗いなさい」というのではなく、台を置いたり、タオルの位置を低くしたり、洗い方をゆっくり見せたりという方法をとることができる。こうした援助の仕方を学ぶと父親もどうしていいかわかる。
重要なのは「目の前の子どもを見る」ということ、本にあるとおりの教具を作るのが教育ではない。それは「指さす月を見ないで、手を見る」こと。子供を見守り、信じ、待っていると、子どもは変わる、子どもでも社会的状況判断はできるし、自分で決めたことはやれる。それは人間に備わった品性。
砂場で団子をつくるのに夢中になっている子どもには「どこまでいったらやめる?」と聞いてみる、そうすると「ここまで」と自分で決めたら自由意志で決めたことは守れるもの。
4歳からは社会のルールを教えることも必要。4歳は幼児期の思春期。
敏感期を逃しても遅すぎることはない。対応の仕方がわかれば何歳からでも遅すぎることはない。

家庭でできる環境づくり
イタリアで暮らすモンテッソーリ教育を学んだママの子育て
子どもは午前中「こどもの家」に行き、午後は外遊び、家にもモンテッソーリメソッドのおもちゃがあるが、手作りのものも多い。こどもの様子で自分で作成したりして用意している。おもちゃが出しやすいように棚に駕籠に入った状態で整然とならんでいたり、本棚の本がそろっている。(秩序の環境)
なるべく同じ日課で過ごす。(生活の秩序)
現在4歳の息子に用意してきたおもちゃの具体例。
モンテッソーリは子供が居場所を得て、環境を愛することが平和につながるといっているのに共感したそう。環境をうけいれて、その環境で「自分」や自分の可能性を信じて生きる大切さを感じている。
「いい子」「悪い子」は使わない、人格ではなく行為を叱るように心がけている。うまくいかないこともあるが、迷った時はモンテッソーリメソッドが道しるべになっているという。

福岡在住の4歳と2歳の子どものいる家庭を例に、モンテッソーリ教育の祖と環境づくりのポイントを。
里山、キャンプ、果物狩り、膿遊び、雨の里山や公園などに出かけている様子。摘んだ花や集めた貝殻などで家で遊んでいるところ、出かける前に準備のお弁当を作っているところ、4歳の女の子はナイフを使っている。家庭ででかけるからこそ、雨の公園などにチャレンジできる。アウトドアが苦手な人も是非トライしてほしい。外でも子どもの興味にそって共感すること、子どもが興味をもつ対象をみつけたら親が楽しみ方を見せてあげる、してはいけないのは教えること。子どもの発見を後押ししたら、あとは引くことも大切。

モンテッソーリ教育から学ぶお母さんが楽になる子育てのヒント
0-3歳・・・秩序だったことがすき
「しなさい」より「選ばせる」
興味をもっていることを観察し、興味を引くもので与えていいものはないか考える。
自分でやりたがるならやらせてみる
子どもができるように工夫する
子どもができることを毎日の日課にする
秩序が破られると駄々をこねることが多いのを理解
なるべくせかさず子どものペースで過ごす。

3-6歳・・・感覚・運動の敏感期・自主性を伸ばすため干渉しすぎないこと
少し複雑な作業を用意してあげよう。野菜の下処理など
子どもができることから任せてみよう
行動で見せてあげよう
道具は子供にあったサイズを用意
動きながら、体と心が出来上がる。
失敗して当然、後始末の手順をやって見せよう。
自由に選ぶ楽しさを教える。子供だからと決めつけず何がいいか尋ねてみる。



0-6歳の子どもの敏感期
言語・・・体内から5歳半くらいまで
離乳・・・5か月から1歳
秩序・・・半年から始まるが1歳半から2歳がとくに強い
ちいさなもの・・・1歳半から3歳手前くらい
感覚・・・体内から3歳半くらいまで、間食は2-3歳
書くこと・・・3歳半から4歳半
読むこと・・・4歳半から5歳半
数・・・4歳から6歳
あいさつ・礼儀・・・3歳半から6歳
運動・・・0から4歳半、2歳までは多様な動きを獲得し、以降はその運動を調節・洗練する。
文化の習得・集団・モラル・・・6歳から

モンテッソーリは誕生から成人までを4段階にわけている
幼児期0-6・・・大きく成長・変容する時期、敏感期はほぼここで。原体験が不可欠。
児童期6-12・・・友達が大切、現実を土台に想像力豊かに、モラルと道徳心が生まれる。
思春期12-18・・・心身ともに大きな変容の次期、農業などで土に触れ、集団でくらすこともできる。
青年期18-24・・・自分の好きな分野で社会に貢献できる地球人に育つ。
従来の教育では年齢が上がると学ぶ教科が増えるが、モンテッソーリは6歳までの間に本当の学びの原形があると考える。
幼児期にしっかり原体験と敏感期にあった環境を与えられて育つと、しっかりと根を生やして成長し、自身にあふれ、素直で落ち着きのある子供に育つ。

学びのサイクル
1一人一人の発達にあった環境をタイムリーにもつ
2好きなことを選び集中する
3試行錯誤ののち「意思」が生まれる
4自分の思ったように体が動かせる
5マイペースで身に着け新しい環境に適応していく
6多様な人たちとの生活で社会性が身についてくる
7自信にあふれ、落ち着きが出て、素直になる。

赤ちゃんが歩き始めるまでの過程を解説。
神経細胞は体験によって成長。(画像はだめ)同じ動きを繰り返すと回路が強化され運動が洗練される。

赤ちゃんが12か月で習得することの一覧
12か月で劇的に成長。

赤ちゃんの自立を助けるおもちゃ
0-5か月 目で追えるもの
3-5か月 握るもの
5-12か月 転がるもの
9-12か月 つまむ・はめる落とすもの

ローマのモンテッソーリ園の記事
各自の名前とマークの入った洗濯バサミで、もってきたおやつを区別していた。
おやつはおなかがすいたら年長児は友達を誘って自分でたべるんだそうな。
感覚の仕事部屋
日常生活とアートの部屋・・・教材で使った雑巾を実際に洗濯したりアイロンをかけたり、おやつの食器を本当にあらたったり、絵の具や木材をそろえ、道具は自由に使う。
お仕事がすんだら3-4歳クラスは外遊び。ときには道具を外に持ち出すこともある。
一日保育の5-6歳児は昼の準備

福岡のエミール保育園のモンテッソーリ教育
0歳児の部屋・・・食事は子どもから手をだすまで待つ
1-2歳児の部屋・・・おむつは濡れたのがわかる布パンツにして自立を促す。子供の高さに合わせた棚や作業台。料理や縫いさしをするこども。

モンテッソーリ教具(2歳半から4歳ごろの敏感期にあわせて使用)解説
感覚・触覚・□、味覚、嗅覚、聴覚を刺激する教具紹介
言語の教具
数の教具
どれも子供が自分からとりくみ、教えるのではない。

教具を作っている人は、教具の血からhあ家庭での経験があってこそ生きると述べていた。

トッポンチーノは1947年にモンテッソーリ教育に取り入れられた新生児の環境に必要なもの、綿の入った赤ちゃんのためのふとん。これの上にそだてることで同じ匂いにつつまれた赤ちゃんが安心できるという。
手作り教室の様子があった。作り方解説もあった。

赤ちゃんの衣類の解説
あかちゃんの上半身は重ね着が基本。肌のふれるところはやわらかいコットンかシルクがベスト。
おむつは布のほうが自立が早い
頭と足元は土地の文化や気候に合わせて
動き始めは「はいはい」しやすいようにひざの出るものを
歩き始めはシンプルでトイレや脱ぎ着しやすいものを

クライ・ムキさんの子どもが自分で着られる洋服のリフォーム術
面ファスナーのシャツなどがあった。

「ダメ」をいう前に大人ができること。エンジェルズハウス研究所所長田中昌子さん。
子どもをゆがめる大人の言動
・命令・先取り
・禁止
・代行
・せきたて
・放任
環境を整えて子供の秩序感を観察
手先や五感をたっぷり使う活動に誘ってみよう

活動の4段階
・自分で選ぶ
・くりかえす
・集中してかかわる
・満足してやめる

聞き分けがなくなる悪循環・・・自分でやりたいという自然の欲求を大人の都合で押さえつけると、本来発達すべき感覚や運動が育たない。体と心は切り離せないので、人格も育たなくなり、聞き分けができなくなる。

一人では自立への第一歩と受け止め手助けしましょう。

モンテッソーリこどもの家園長による子育て相談
園長自身も家に教具を置いてみたが、こどもが見向きもしなかったそうだ。

子育ての困ったをチャンスに
かんしゃくを起こす→子供からのサイン
落ち着きがない→探し物をしている
出かけるとき余裕がなくてイライラする→子供にできることを与える
おもちゃを譲れない→待つことを学んでいる最中

モンテッソーリ関連本紹介


モンテッソーリの子育て (クーヨンBOOKS 6)

モンテッソーリの子育て (クーヨンBOOKS 6)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: クレヨンハウス
  • 発売日: 2011/01/24
  • メディア: 大型本



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