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本のベストセラー

エゾモモンガ アッカムイの森に生きる―目黒誠一写真集 [雑学]

著者はバスの運転をしながら独学で写真を学んで動物写真家になった人。
何年も森に通って撮りためたエゾモモンガの写真とコメントで構成された本。

写真がすごい
夜の森で木の穴から顔だけだしている姿や、月をバックに飛行する姿。
飛行は風がなければ高いところから飛び降りて風をおこし、滑空、旋回、時には上昇し、体をたてて木の幹に着陸する。
巣穴や木の枝でじっとしている姿も愛らしい(目がおおきいからかな)
手の先はモノがつかみやすいように毛は生えていない。その手を組んでいるポーズがいつものポーズ。
暗い森に白い雪のつもった針葉樹があり、そこに白い毛の保護色のエゾモモンガいる。ときどき見分けがつかない。
何匹か同時に巣穴から顔をだしていたり、幹によりそっている(近くに動物がいるので警戒している)写真もあった。

エゾモモンガは夜行性で、活動時間は著者が調べた範囲では1回目が午前3:30から4:30分。
2回目は16:30~17:30分。夜行性といっても一晩中起きているわけではない。

天敵が多く、攻撃する力がないため、常に周囲を警戒し巣からでてくるまで10分以上かかる。
著者は活動時間のずっと前から巣穴の下の木でまったという。
通い続けると、警戒は多少うすれて、中には1メートル以内によってくる個体もいたそうである。
臆病な動物だが、好奇心の強いのもいるらしい。
また眠っている時間なのに外にいる写真も何枚かあった。

起きるとまず排泄をする。
それから飛行である。個体ごとに飛行ルートはきまっている。
かなりのスピードがでるので、著者はスキーでおいかけたそうだ。
また暗いのでフラッシュの光が届く10メートル以内に近づかなくてはならない。

食べ物は木の芽や皮、3月下旬にでる樹皮は大好物である。
3月に交尾し、4-5月に子どもが生まれ、子どもは母乳で育つ。(父親はいない)
毛がはえそろうと外にでて木を登り下りする。
8月には母親がとなりの木から誘う。最初はなかなか飛ばないが、一度とぶと次からは躊躇なく飛ぶ。
飛べた者から気の皮や芽をたべるようになる。
飛行して1か月たつと母親は別の穴にいってしまい、子どもだけになる。
そのうち何匹かは別の穴を探して移動するが、最後まで1-2匹は残る。
冬になると集まってきて一つの巣穴に身をよせあって暮らす。このころには親子兄弟の関係は消えている。
ボスはつくらず個々で自由に行動する。
雄は固まって暮らしているが、交尾の時期だけはメスをめぐって争う。

アイヌ族ではエゾモモンガは子どもの守り神


エゾモモンガ アッカムイの森に生きる―目黒誠一写真集

エゾモモンガ アッカムイの森に生きる―目黒誠一写真集

  • 作者: 目黒 誠一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 単行本



タグ:目黒 誠一
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