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人を動かす超書き方トレーニング [ビジネス]

人を動かす文章を書くためには、文章以前に伝えたいことがあること、感性(論理と情動を包摂するもの)が磨かれていることが大事。だから沢山本を読むことと、人間性・誠実さ・他人への思いやりを磨き、利己的でない人間になることが大事。

これが結論だけど、内容は文章力を鍛える話です。具体例もあります。

文章には文芸作品と一般的文章がある。

文芸作品は繰り返し読まれることを想定していない一過性のもので、相手の中に臨場感を起こすことが求められる。ストーリーのパターン自体はギリシャ神話ででつくしており、文体や情動を楽しむという娯楽のために書かれる。

それ以外の一般的文章は、繰り返し読まれことを想定した再現性のあるもので、自分の世界の臨場感を相手に伝えることが求められる。かかれている内容=情報が大事。

この二つはまったく違うので、まずどちらを書こうとしているのか確認する。

一般的文章は情報が大事なので、まず自分の中に伝えたい内容があることが大前提。それがないのにテクニックだけで文章を書いても意味がない。伝えない内容をもつには読書して人間性を磨く。

伝えたい内容を読者に正確に伝えることはできない。なぜなら言葉の解釈は相手にゆだねられているから。伝わらないことを前提に、伝えたい内容を視点を変えて何度も書くことが大事。(何度も読まれるでもいいが、それはコントロールできないので)

人間は、知らないことは認識できない。新しい情報を認識するためには、いままでの情報と関連づけることが必要。しかし知っていると思った途端、その情報は認識されなくなる=スコトーマ

文章を書くことは読者のスコトーマへの挑戦である。

スコトーマをはずすには、だれでも重要だと思う内容を述べた後に、裏切るようなことを述べる。人間の脳は心地よいものよい不快なものの方が感じやすいので情動が動き、情報を認識してもらいやすくなる=スコトーマが外れやすい。
結論は、裏切った内容をも包摂するようにする。

人間は誤解をうむ単語はスコトーマを生みやすいので注意する。誤解を生みそうなら定義を明確にする。また、結論はなるべく早く提示すること。

一般的な机上の空論は臨場感を生まない。体験レベルの知識がもっとも高い臨場感を醸成する。ただし、そのままではなく、体験から抽象化した概念で伝えたほうがより有用である。

抽象化=複数の具体的項目の中から共通項をみつけてくくること。


内容を正確に伝えるには全体像を先に考えることが大事。書物や文章はそれ自体が一つのゲシュタルト。とりあえず書き始めてたどり着くところは偶然の産物でしかない。

ゲシュタルト=部分の総和以上の全体ができることで、新たな概念や価値が生まれること。

苫米地さんが作ったシートに従って具体的にすすめかたを解説。例は日本のエネルギー政策。ここでは項目だけ。結論は7番目で、調べるのは11番目なんですね。
1テーマをきめる
2事実をあげる
3問題点をだす
4解決策をだす
5解決策の長所・短所をだして、方向性をかんがえる
6方向性を具体化する
7結論をだす(これまでの内容からゲシュタルトをつくる)
8抽象度をあげて、新たな課題をみつける
9事実を列挙し、より細かく考える
10-1さらに抽象度をあげる
10-2別の視点をとりいれる
11調べる
12抽象度をあげる
 長所・短所をあげる
 方向性を考える
 結論する


説得力があるためには論理が大切。とりあげられていたのはトゥールミンロジック。
三段論法は机上の空論。論の間に入る不確定要素がつみあがって現実世界では役にたたない。

トゥールミンロジックは実社会にあわせた論理構築法。

トゥールミンロジックの要素
 データ=事実
 ワラント=根拠
 クレーム=主張

データとクレームを結ぶワラントが大切。
ワラントの正しいことを支持する情報=バッキング(B論理)
バッキングが客観的なほどワラントは強い。

リザベーション(R論理)
クレームの例外のこと、あらかじめ例外をあげておくことで現実世界に近くなる。

クォリファイアー(Q論理)
クレームの相対的強度の定性的表現

トゥールミンロジックを使って、「こたつで寝ると風邪をひく」というお母さんの言葉を検証。


より狭い範囲の文章について

〇小論文のコツ
 NGなのはテーマに関係ないことをかいて文字数を稼ぐこと
 文字数を増やしたければ、用語を細かくわけ(それとわからないように)定義をかくとよい。
 テーマに関係したことがかかれていて、結論があればよい
 個人的体験がさらっと入っているとよいが、冒頭にあると個人的体験を書いているとおもわれるし、最後にいれると結論にかかってしまうので、なかでちょっとふれるとよい。

〇エントリーシートのコツ
 NG 素の自分をわかってもらう。自分をみつめて長所をさがす
 なりたい自分と、会社または業界の取りたい人材を兼ねるような人になりきる。そこから長所を探す。
 エントリーシートの問題は、心理テスト、知識の量、文章力をはかっている。なりきって回答することと、論理的に書くことを忘れずに。

〇新聞
 ジャーナリズムであるなら読者に新しい視点を与えないといけない。事実だけなら通信社だけでいい。

〇国語教育
 今の学習指導要領では教える内容がわからない。小学校低学年では単語(漢字ではない)を教え、やや高学年になったら文法(チョムスキーの自然文法)を教えるべき。

〇小説家になるなら
 小説の書き方から学ぼうとしているなら小説家になれない。小説家になる人は書きたいことがあって、書いているのが普通だから。
 書いているのに商業ベースにのらないなら、娯楽を意識してみよう。
 ストーリーはすでにギリシャ神話ですべてでつくしている。文体や表現が大事。
 それを育てるには、細かくしっかりと見て自分の言葉で表現する練習をする。自分や他人の心をよくみること
 たくさん読書して、これはと思った文章は暗唱できるくらい読み込むこと。

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タグ:苫米地英人
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