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ヨガによる病気の治し方―病気を活用した自己改造法 [健康]

なおす力は自分の内にしか存在しない。最上の治り方は、本来与えられている力のはたらきが高まって、ひとりでに自然的に治ってしまうことである。

生きるとはエネルギーの吸収(呼吸と食物)と消耗(動き、考えなど)の番炊事運等を繰り返していること。
文化生活で体を動かさないのだから脳でエネルギーを使い切る生活をしないといけないが、そういう人は少ないので、残留エネルギーがでる。これが悟りも迷いも、病気も健康も引き起こす。
昔からあるあらゆる修行法は、このエネルギーの使い方を考えたもの。
人間のからだやこころの異常状態は、残留エネルギーを異常方向に使う能力と条件が身についている(習慣化している)ことなので、この条件を除けば病気は治り、よい条件を身につける工夫をすれば自然的に健康は増進される。

余剰エネルギーをどの方向に使うかでその人の個性がきまる。人間は動物のように思いのままに行動できないので自己コントロール法とエネルギーの昇華法を身につけておかないと苦しむことになる。

病気をするのは不健康ではなくバランス回復のための健康維持能力の現れ。バランス維持能力があることが健康であることである。
病気を治そうとせず、症状の要求に協力するくふうをする。人間の価値は苦しみを活用して進化すること。
悪条件をのぞいてやれば病気は自然に治るもので、なおりにくい病気なら病気をもったままでいきられるように抵抗力を高める工夫をする。

異常からの回復を目的としたヨガの各行法は病気の要求に協力して、不自然さの排除または新適応性を身につける工夫をする。
1 体操により自然姿勢を回復する
2 断食・生食・全体食などにより正常な食欲を回復する。
3 呼吸法により正常な心身のリズムを回復する。
4 座禅によって我執から解放されこころのかたよりを除きやすくし、正しい感受性を呼び起こす。

バランスのとれた生活の工夫のためには心身のはたらきとその影響による変化を知っておかなればならない。
一例として交感神経と迷走神経
1 交感神経促進の条件(このとき血液は酸性化する)
山を下る、息をすっている、心配がある、怒る、緊張する、空腹、こわい、うるさい、背中の運動、冷刺激、明るいところ、夏
2迷走神経促進の条件(このとき血液はアルカリ化する9
山をのぼる、息を吐く、安心、くつろぎ、笑う、眠る、腹部運動、温刺激、静かなところ、暗いところ、冬
神経の働きによって血液に与える変化は違うのでかたよったことを連続で行うと体に悪い影響がでる。

バランスをとくふうをする生活をしていると普通に健康な生活は続けることができる。しかし、どんな環境でも強く楽しく生きているような人間になろうと努力することに人間の価値がある。自分の全能力を開発して生きてみるというのがヨガの考え。
私たちの体には代償機能性や保護機能性が与えらえていて、なかなか死ぬことはない。病気になったからとビクビクしていないで、なおる力に協力する方が賢明である。悪条件を除けば健康になる以上ならバランス回復法で治す、不治なら代償性と機能性を高める行法でなおらないままで健康に生きるようにする、変えることのできない環境なら適応性を身につける工夫をする。
病気を自己改造と進化への教えとして活用し、生きる積極力を身につけるという考えでヨガの各行法はおこなわれている。

こんなことをしてみたいと願っても、それをなしうる能力がみについていなければなしえない。悪いことも同じで中止しうる能力が身についていないかぎり自由にそれを中止することができない。練習してそのことをなしうるはたらきが身についていることだけでできる。練習の結果、いったんそれをなしうる能力が身についてしまうと、いちいち考えなくても無意識にそのことができるようになる。この身について自分をあやつるはたらきをしているもののことをヨガでは業(カルマ)といっている。

業は先天的なもの=遺伝・素質・天分と、後天的なもの=習慣性からなっていて、自分とはこの二つのはらきが一つになったもの。
人間は先天的には自然的に健康で生きていけるようになっているのに、不健康に導く習慣性がみについているので不健康なのである。病気は異常を正常にもどそうとするはたらきで、悪い習慣性を除くか、または自分を守るはたらきに変化しようとする整体の保護防衛力のあらわれである。なおりにくいのは不健康を保つ条件がみについているから。
健康体は異常を異常と感じてよせつけず、正常物のみを求める体。病気は直すはたらきである。病原菌は病気の原因ではなく、住み着くことができるエサがあるから繁殖するのである。

病気をなおすには何か特別な方法を講じる必要はない。からだは病気を許さないようにできていて、その証拠にヨガ行法を行うとひとりで健康を保つはたらきが高まって特別なことをしなくても健康がたもてるようになり病気が治ってしまう。健康法と病気の治療法は同一のもので、内在の自然のはたらきを整え高めることである。自然的バランスを保つくふうが健康法になる。
例えば
1心身に無理やかたよりの過不足を作らない
2全身を平等に発達させ、疲れも平等に分配する
3エネルギーの集中分散のバランスをとる
4栄養物に過不足や不適を作らない
5整った考え方をする。
6積極的適応性を身につける。

健康法の秘訣は、無理を作らない努力をすること
無理とは
1からだの偏ったつかいかた
2くつろぎの不足
3運動不足
4栄養の過不足
5不要物の停滞と必要物の不足
6感情の執着や欲求不満や、消極的な思考作用による心理的かたよりと混乱のつづき
病気はだしそこなったエネルギーの変形。
人間の病気には、こころの混乱や欲求不満の変化したものが多い、こころの改造をぬきにしては人間病はなおりにくい。心理面はわかりにくいが私たちを支配している。こころの修養法が必要だ。

人間の特徴は意識的に事故を改造し、積極的に適応性を高め広めうることにあるのだし、その能力を与えられているのだから、意識的にこの能力を活用しなくてはならない。ヨガではこの能力を人間性の回復という。自分のなかに治るに必要なはたらきやものがすべてる。他物にかたよったり、過剰な保護をすると能力は鈍ってしまう。
病気は治るようにできているのだ。

病気には同じ症状でも異常を除いた方がいい場合と、なおしてはいけない場合と、さらには強調してやった方がよい場合の三種類がある。
1体を害する異常を取り除こうとしている
2どこかの異常部を守ろうとし、そのために異常の状態になっている。
3新しい適応性を身につけようとしている。
3種類の活動は苦しみをともなっているので、悪いものとして誤解しやすい。

病気の目的に協力するとなおりが早い。
病気は性質と体質の現われ。現代人はだせなくて余ったエネルギーを身についた一番だしやすい方向に出してかろうじてバランスをとっている。病気は体を壊す方向へエネルギーを使っており、悩みはこころを混乱させる方向にエネルギーを使っている。
生きるはたらきとは、内外からの刺激に反応して、自動的にバランスをとって常に平衡性を保ってその生存をまもるはtらきである。異常現象の苦しみが現れているとうことは、アンバランスの刺激が過度にすぎてバランス回復に苦労していることであり、その異常が続いていることは、そのかたよった刺激がつづいたために、そのかたよりの癖が身について、異常反応しかできなくなったことである。生活を改善しないでアンバランスを続けると、そのアンバランスに適応して新しいバランスを作りだして維持しようとする。

ヨガのなおしかたは、自分の努力によって自分の力を整えかつ高めて、ひとりでになおってしまうようにする方法。実際に治った例は多いが、どうやってなおったのか教えている著者にもわからない。
人間病は、個性病と環境病の混合であり、その人の気質・体質プラス習慣である。自分の生活をコントロールし、整えうるのは自分以外ない。自分そのものにとりくんで、自分の問題を自分で解決しようとするヨガの態度を解決策の基本とすべきである。病院の治療にもヨガを併用するとなおりが早く確実なようだ。

道場にくる病人には医師に診察してもらうことを規則にしている、さらに次のような質問をする
1どういう目的で病気をなおしたいのか?
→病気の治療だけが目的なら病院へ、自己改造・生活改新ならヨガで。
2なおしてもらいたいのか、なおりたいのか?
→病気は自業自得なので、自分でなおす努力をする以外には方法はない。
3なおると思うかなおらぬと思うか?
→筆者にはわからない。ヨガでなおすなら自分で求道する覚悟がいる。
4病気の原因をなんと思うか
→病気は自分自身と生活環境に求めるべき
5どうすればなおると思うか
→まず心身の掃除をしてなおる力を呼び起こすことが必要なので、断食と座禅を教える。そして生活を改めてもらう。

座禅で心身が落ち着くと、考えが整って、くつろぎ・安定するので、内の知恵がはたらきやすくなる。
それを呼び起こしながら、要求に照らし合わせて自分医ついて病気を感じるとるとともに、学問的に病的条件を観察してその是正法を行う
1姿勢動作のゆがみをみて修整体操
2呼吸状態をみて完全呼吸
3症状をみて栄養の過不足・不要物の存否、これらの十分・不十分を考えてたりないところを補い、余剰を取り除く。
4こころの煩悩をとおして、思考内容を検討是正して正しい考え方に近づくようにする。
病的条件を心身から除くと、体の内から正しい要求だけがおこるようになる。
ヨガを学ぶことで自分を支配しているものが業であることを知る。意識的に善が自分自身の働きになるように訓練して、健康体になる。
病気なおしはゴールではなく、自分を最高に開発育成・高揚して社会奉仕できるような自分をつくりあげ、自他ともに生きる喜びをあじわるような自分になることがヨガのゴール。

体に現われた症状は防衛機構としての最上の適応状態であり、その症状が正常回復法をからだ地震に教えている。
生命の報告は、皮膚の色、息の仕方、背骨の形、手足の動き、感じ方などの上に現れている。食物の適否は皮膚・つめ・毛・目・くちびる・舌・便の色および乾湿として現われている。大小便は単なる排泄物ではなく、量・形・かおり・色のひとつひとつが健康・不健康を示している。
無臭に近い黄金色の軟便が一日に数度でれば正常。青なら先生食過剰、赤黒ければアルカリ過剰食、白いと毒素が多い、悪臭なら腐敗物がある。
小便は茶褐色なら酸性過剰、黄色ならアルカリ性
くちびるの渇き・切れは悪食過剰、むくみ色は栄養・排せつの適否や結構の良否を示している。目の玉を押さえて痛いなら脳内神経の働きの失調
耳は冷たくあるべきだが、赤く熱があれば過食やのぼせ。
フケがでるのは過食。
手足の末端の色やつやの良否は血行・栄養・酸素の良否を示している。
脈には32の種類があってその鼓動状態で生理状態の健否を示す
朝起きてからだのどこかが傷むのは疲労や以上の残りの報告
手足がはれぼったければ血のにごりと過食
口中の気持ち悪いのは悪食や過食
だるいのは栄養過剰と排せつ不完全、運動不足その他を意味する
寝相や座った形の異常は、疲れのかたより。異常の固定、栄養の過不足および内部の異常。
眠りすぎる・眠れないは過食・疲れの残り・体のかたより使用・筋肉のコリ、その他の内臓や栄養の異常を示す。
神経痛は姿勢のゆがみの報告で、これに過食と排せつ不完全がくわわるとリューマチになる
潰瘍や皮膚病はこころの悩みを示している場合が多い
蚊に刺されたり虫にさされたりするのは血がにごっているから
病原菌が繁殖するのは体が繁殖に適しているから
発散できなかった感情が病気にばけていたり、病気の恐れが病気になっていたり、余剰エネルギーを病気につかっていたりする。
病気の含む意味をくみとって処理していかないといけない。
自分の上に起こるいっさいのものを自分の脱皮進化に利用し活用することが大切で、それがヨガの思想。

薬の効力は異物刺激。毒だから正しい使用法だと効力がある。使用法はむずかしく、一歩まちがえれば害をうける。また再発に関する考慮はない。ホルモン剤も同じ。薬物の弊害で一番問題なのは効力のある薬でも連用すると本人だけでなく細菌にも耐性ができること。
漢方薬は現代薬とちがって有効成分だけでなく全体をもちいるので毒性を中和する機能がある。
経絡刺激の効果と特色は局所刺激だけでなく、手足および全体を刺激することによる全身的なバランス調整によるものであると思う。補助物にたよるので病気の原因は外からの異物という誤解も生みだした。
現代医学は静的観点にたち、人間をものとしての面からのみみて分析的なので「知」によって認識する学問ではあるが人間を生き物としてみる根本的な原理をおなざりにしているようにみえる。
体や病気はたえず変化しているので、変化の過程の病状をつかまえてたえず変化のある治療法をほどこすのが合理的。漢方の方が得意。しかしやはり他物による治療である。
ヨガは気分と症状をおしえとして自己を改造し、生活を是正することを目的とする。

物理療法とは、鍼灸・光線・電気・温熱・手などを用いたものがある。その目的は皮膚上に表れた自然治癒力の反応点を刺激して異常部の回復力を高め、新陳代謝を是正促進して全身的なバランスを回復しようとするもの。
皮膚を鍛えることはそのまま内臓を鍛えることになる。皮膚への積極的刺激は神経系およびホルモン系を訓練することになる。
太陽光から遠ざかっている病人に光刺激が効力をもつ。陰イオン療法は、血液中のカルシウムやナトリウム量が増加して、細胞の物質交流を促進して、血液の酸や塩基のバランスをとり、その新陳代謝を盛んにし、神経及びホルモンのはたらきを高める。
イオン化された酸素を補給するオゾン療法もある。
これらはすべて補助的療法で、なおす根元法となるものは、こころ・食・息・動および生活を正すことである。

私たちの出生当初の生命は、なんらさわりのない健康そのもの。生活で身についた悪習慣やゆがみが生命力のスムースなはたらきのじゃまをはじめ、本来与えられていない異常をつくりだした。それらが除かれると本来の真実がすらすらと異常なくらいはたらく。これが無に達することである。
変化流動は必要があっておこるから、病気や煩悶から解放される方法は、その現象がスムースに展開するように協力すること。病気をなおすことをやめたら病気はなおるのである。
こころとからだを結ぶルートはホルモンと神経。生きるからくりは、刺激にたいして大脳がそれを血空くし、その指令で脳幹部が感動し、その感動で神経とホルモンがはたらきだして全身に影響する。心的エネルギーの立場から説明してみると、刺激によってエネルギーが発動し、このエネルギーが外向したときは行動になり、内向したときは生理的動きやこころの動きとなる。両者が交感共振しているのであり、感情や欲求がからだのはたらきに影響を与えている。
感情の緊張は交感神経に反応しやすい。生理上にあわれると目がかすむ・口がかわく・流涙・発汗・動悸・息苦しい・胃酸過多・けいれん・腹のはり・ふるえ・目まい・悪心・下痢・頻尿などの症状がでる。生理的な刺激からでも、感情の緊張からでも症状はおこる。一方的にかたよったからだのはたらきのつづきが異常を作り出すように、こころのはたらきのかたよりもまた異常をつくりだす。同一のことが続くと習慣化して固着するので、悪条件が身につくと異常が慢性化する。
人間は異常現象を気にしやすいので、執着心の固定化がさらに強化される。人間の心の特徴は緊張興奮しやすいことであるが、とらわれたり・こだわったり・ひっかかったりするほどその緊張が固着強化し、その持続的緊張刺激によって生じた症状もまた固定する。しかし、欲求心や情動心は無意識層からでるこころのはたらきであるから、これを意識的にコントロールしたり放下したりすることが容易でないばかりでなく、条件反射しやすい。じょうずにこの心的エネルギーを排出消耗できないで、内部にうっ滞沈潜させると、その持続的刺激で生理機能が変化し、これがつづくと器質にも変化をおよぼす。
こころのストレスがあらわれる場所は人によって違う。著者はその人の見についている質と癖の相違ではないかという。
人間の脳は無意識脳で処理できないと意識脳に処置法をあおぐので、こおときどのような処置法を指令できる知的能力がみについているかが運命の岐路をつくる。だから知性を高める以外になおる方法はない。
病を教えとして生活是正の工夫をし、人格を高めるくふうしてこそ、真の意味の人間的治療法といえる。

心的エネルギーの消耗方法
昇華・抑圧・反動・退行。これがうまくいかないとかすぎるとその影響がからだやこころに異常をつくりだす。
こころのはたらきもエネルギーであるから、いったん生じたエネルギーはなんらかの形で発散されなくてはならないことになる。しかし人間社会の制約で自由に発散できないことが多いので、このことがノイローゼや病気の発生や経過に多大な影響を与えている。そのためあらゆる修養法で正しい欲望の出し方と感情の整え方を教え、執着が根本原因と教えているのだ。
慢性病の場合は、たいていこころの反応が加わっていると思ってよい。
私のたちの体に現れている病的症状の奥には謝った理解や暗示や感情のもつれや表現できない欲求不満が数多く無意識化の形で潜入して、生命エネルギーの自由な流れを妨害している。それがこころにでるか、行動にでるかは人によって違うが、いずれにしろホルモンや神経のはたらきを異常にしてしまう。いっさいの病気は不適応による異常の現れであり、異常状態で適応しているのであるといえる。こころに現れたら異常心理で、行動に現れたら非行である。
私たち被暗示性の強い人間は、うそのことでもそうだと思い込まされたら、その人の心的エネルギーはその方向にしか流れなくなる。精神分析や暗示法はこれらの無意識世界にわだかまっているものを意識化したり、方向がえしたりして、生命エネルギーの流出をよくする効果がある。

信仰で病気がなおるのは副産物。人間病の原因になるものから解放してくれるからである。

ヨガ的な病気なおし方は、訓練努力して正しい発達と、よい能力とを自分の身につけること。その方法はこわれぬ程度に積極的自発的におおいに自分を苦しめ、かつ鍛えること。自己進化の道とは訓練努力して、正しい発達と、よい能力とを自分の身につけることである。ヨガの哲学はわれわれに救われる原理を教えてくれるもの。
適応性が高いということは、弾力性の大きいこと、弾力性は緊張と史観を激しく大きく交互に繰り返すことで高めらえる。だから逃げたり保護や安易を求めたりするかぎり、低い適応力のためにくるしまなければならない。苦しすぎるのも害があるが、楽しすぎることも害を生む。適度の苦悩と欠乏があり、これに耐え、これに抵抗する訓練が自己の力を強め高める最上の方法である。

修正法
完全呼吸。修整食事法(自分に必要なものを摂取することで、なにが必要かつ適しているかを知っているのは自分のからだ自身の知恵)修整体操。
修整体操の根本原理は支援の調和回復運動をスムースにするため、無意識的動作に協力して体を正常にするもの。だから決まったポーズはなく、基本ポーズを自分の異常にあわせて応用設計するもの。初心者にはわからないので一般的なことこにとどめておく。
異常は一人で修整できる。
吸う息のショックは体を緊張させ、吐く息のショックは体をゆるめ、呼吸を止めたときのショックはからだの力を強める。ヨガは呼吸のリズムと精神集中を併用して目的とする変化をこころとからだに与える。呼吸が整うとからだも整う。ヨガの修整体操には吐く息の練習を結び付けたものが多い。吐く息は不安や緊張・疲労などを緩和する力があり、変化への順応力が高まり丹田に力がはいるので体のバランスを回復しやすいし、体力増強刺激になる。心身コントロールに効果がある。

どういう修正法や強化法を行ったらいいか知るためにゆがみの種類と意味を知る。
正常なゆがみと異常なゆがみの解説。
ゆがみの見つけ方。無意識の姿勢からゆがみはみつけやすい。
修正法の方法解説。
各種異常のなおし方の解説。


ヨガによる病気の治し方―病気を活用した自己改造法

ヨガによる病気の治し方―病気を活用した自己改造法

  • 作者: 沖正弘
  • 出版社/メーカー: 白揚社
  • 発売日: 1991/03
  • メディア: 単行本



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親子で身体いきいき 古武術あそび [健康]

甲野善紀氏の提唱sル古武術を学んで、その動きを介護などに役立てている著者が書いた、古武術を応用した親子遊びの本。

第1章 小さな力で大きな力を出す「あそび」

「キツネさんの手」の不思議な力
その1 「キツネさんの手」引っ張りの術
1受けては前で自分のテク部をしっかり握り構える。
2引っ張る方は普通に腕を握って引っ張る。なかなか動かない。
3中指と薬指を追ったキツネさんの手で引っ張ると簡単に相手が動く。
キツネの手で引っ張ると腕にさほど力がはいらず、腕力に頼らないので自然と全身の力で引くことになるので大きな力がだせる。

その2 「キツネさんの手」飛ばしの術
・相手に手を組んで輪をつくってもらう
・握りこぶしをつくった腕を輪に通してひっぱる
・握りこぶし⇒キツネさんの手にすると簡単に引っ張れる
これも腕の力に頼らなくなるせいと、相手が油断するせい。

その3 「キツネさんの手」持ち上げの術
相手の後ろから前に両腕をまわして持ち上げる。キツネさんの手にした方が楽にもちあがる

「手のひら返し」の不思議な力
その1 「手の甲」で飛ばしの術
人を手のひらで押してもあまり飛ばないが、手の甲を使い腕全体で包み込むように押すと相手は飛んでいく
これも腕だけの力でなく、全身の力を使うようになるから。

その2 人間シーソー
寝ている人を片手で起こすとき手の甲を使うと楽に起こせる。脚の下でも同じことをすると相手をシーソーのように動かせる。

身体の中心をとらえる
その1仙骨飛ばし基本編
相手の後ろに立って、仙骨にゲンコツをあてる。手首、ひじを曲げずにまっすぐのばした状態で押す。背中や腰上を押すより一番力がかかる。
仙骨は重心だから。

その2 仙骨飛ばし達人編
親子や友達でつながって後ろから押していくと一番前の人が飛ぶ。うまく重心がとらえられていないとできない。
重心をとらえて押し出す力は、早く走る感覚を引き出すのにも有効。

しっかり座った星座で押すより、片膝やそんきょの姿勢で押す方が強い。筋力は安定した足場がないと発揮できないが、つり橋の上では力を発揮できない。最初から不安定な人と押し合った正座の人は、つり橋の上に乗せられたようなものなので安定をとるのに忙しく、不安定な人には勝てない。

「1本足」で立った方が大きな力がだせる。ただし体をねじらない感覚が必要。

向かい合って押しあいをするとき、つま先立ちと踵立ちでは、踵の方が相手を動かしやすい。踵立ちは前に倒れやすいから。無駄な筋力を使わなくても相手を楽に押せるようになる。

綱引きで勝つには、骨盤で引くこと。胴体をねじって一部の筋力に頼るのではなく、骨盤を後ろに向けるようなイメージで回す方が軽い力で引くことができる。
股関節から動かせるようにするとよい。
・股関節パタパタ体操・・・四股立ちでしっかりたつ。全身をリラックスさせ、足の付け根の股関節から下だけをパタンと折る。反対側の足も同様に交互に行う。

人間ジャッキ
正座してお辞儀をした状態で背中を抑えられると普通は腕の力ではねのけようとしてしまうがむずかしい。食パンの上に手をのせ、手形をつけないようにそっとのせたままのイメージでこんにちはといいながら体を起こすと起こせる。
腕の力をつかわず、胴体を1本の太い腕のように使うことで大きな力をだす。

成長期の子どもにはゴールデンエイジとよばれる運動スキルの獲得が可能な時期がある。小学校低学年から高学年。ここを充実させるためには幼児から小学校低学年までのプレ・ゴールデンエイジにさまざまな運動を経験しておくことが大切。小学校低学年あたりには神経系の発達が成人の8割ほどになるので、おおざっぱだが多種多様な運動の経験が大切になる。


第2章 身体の使い方が身に付きケガをしなくなる「あそび」
危険をコントロールできる身体の使い方を身につけた方が、遊びもスポーツも思い切り楽しめるようになる。

その1 リラックスして横にゴロゴロ転がる。体はねじらないようにする。
その2 二人でつながって横にゴロゴロつながる。手をつないだり、相手の足をつかんだり
その3 しゃがんだ状態から、肩から後ろに転がる、頭をうたないようにあごを引いて、首は左右どちらに曲げた方が転がりやすい。転がる勢いで足が床についてくるので起き上がる。視線は最初に向いていた方にすると安定する。体を丸めておへそを見続けるのがコツ。

その4 うずくまった姿勢から横に転がる。正座してお辞儀をして手を床につけた形から、なるべく丸まる。そのまま真横に回転。手は顔の前にしたまま、一回転して元の形に戻る。

その5 四つん這いから横に転がる。四つん這いになって、片手を放し着いている手の内側に通して横回転。おへそをみるような感覚で身体を丸めると転がりやすい。一回転して元の形に戻る。

全身やわらか体操・・・もともとあった動きを目覚めさせる感覚で行う。
向かい合って両手をつなぎ、片足(こっちが右なら相手は左)を内側にかけて、かかっていないほうの腕をあげて背中あわせになり、反対側の足を抜いていく。これで一回転。

タオルを使って一人で行う。両手でタオルを握る。足を腕の外側から巻き付けるようにし、つま先からタオルの内側にいれる。足をかけていない腕を上に持ち上げながら、タオルを背中に担ぐようにする、そのままタオルを下に下げ、股の下にもってきて、元の姿勢に戻る。

手をつないでバランス崩しの遊び。足の位置がずれたら負け。
二本のタオルでバランス崩し。片足になって行う。足の位置がずれたら負け。

一本下駄をはいて歩く、キャッチボールをする、ボール2個でキャッチボールする。

タオルとり勝負。
防ぎ手はタオルをつかまないで手のひらにのせる。取り手は自分のタイミングで下からとりにいく。とれないときはコサックダンスのステップのように左右に足を投げ出すようなステップを素早く繰り返すと素早くとれるようになる。理由は止まった状態から動き出すより動いた状態からの方が早く動けるから。
一本足下駄とコサックダンスで対決しても面白い。

サッカーやバスケットのボールに座ることで胴体のバランス感覚をやしなう。
座ったらあぐらをかいて手でバランスをとる。なれてきたら手を後ろにくんでみよう。
ボールに座ってタオルを引っ張り合うものおもしろい。最初は足をついて、足の間に手がはいるくらいにする。慣れてきたら足を閉じたり、あぐらをかいたりする。片足をあげて行うのは難しい。


第3章 疲れない動きを身につける「あそび」 体力のあるなしにかかわらず疲れない身体の動きをみにつける。

速くて疲れないナンバ走り
その1 小指巻き上げ走り
・全身をリラックスさせて、体を前に倒していき、倒れそうになったところで手と足を同時に出す。小指は顔のほうへ巻き上げる。倒れるタイミングに合わせて交互に自然に出していくとあまり疲れず、呼吸も楽に走れる。自分で蹴らずに倒れる力を利用する。

その2 床パンチ走り
手と足を同時に出すが、そのとき手は軽く握り地面をパンチするように出す。

その3 ナンバで階段の昇り降り
登るときは手足を同時に出し、腕は小指から巻き上げるようにする。
降りるときは手足は同時に出し、太ももを手のひらで軽くタッチするようにする。

仙骨を押してもらいながら走ると、自分では出せないスピードを体感できる。
ナンバ走りは体力を消耗しない、体をねじらないので走りながら上半身と下半身を切り離して腕を自由に使えることから、バスケットやラクロスで応用できます。

疲れたとき、全身をリラックスさせて、自分の中指を引いて歩くと疲れた足が動き出す。
急に進む方向をかえたいときに指を向けるという使い方もできる。
誰かに中指を引いてもらうと感覚がつかみやすい。
指を引いてもらいながら、仙骨を押してもらうとさらに楽に進む感覚がわかる。

膝行で動くと疲れないで進める。
膝行・・・靴下を履いて床で行うと滑りやすくてうまくいく。片膝立ちで、反対の足の膝は床につき、つま先立ちになる。全身をリラックスさせて、立てた膝を落とすと同時に反対の膝を跳ね上げる。赤ちゃんの手押し車のイメージ。

膝行で雑巾がけをするときには、ひざは床につかない方がスムーズ。
膝行で相手を押すと簡単に進める。足をふみしめると、踏みしめたとき止まっている状態になり押し返しやすいが膝行には止まっている状態がない。

椅子から立ち上がるとき、腕を前にグルグル回して「糸まきまき」をすると楽に立ち上がれる。座るときは反対に回すと楽に座れる。
スクワットで疲れた時にも使える。糸巻き運動は全身をうまく連動させて動かすスイッチである。

最後に子弟対談。仕事で体をつくる重要性。身体を通していろんなことを学ぶことが、災害のときなどに重要になる。


親子で身体いきいき 古武術あそび

親子で身体いきいき 古武術あそび

  • 作者: 岡田 慎一郎
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本



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首こりは治る! [健康]

アスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記(ふくつじ としき)さんの書いた首こりの本。
骨盤まくらダイエットで有名な人です。

現代人は首を病んでいる。
パソコン、スマホで首を酷使するので、首や肩が固まり、背骨が歪んで、そこから発生する痛みや不調に悩まされている。不定愁訴からアレルギー花粉まで影響している。
首の後ろにある頸椎が歪むと自律神経失調の状態になる。
根本的に解決するには体幹から歪みを強制して、正しい姿勢を習慣づける必要があるが、それは一朝一夕にはできない。気長にやって健康な人生を送るかを選ぶのはあなた。

プロローグ 首ガチコリとパソコンネックで常にむち打ち状態
著者の治療院に、交通事故などのけがをしたわけでもないのに、むち打ちの後遺症のような症状に悩まされている人が増えている。これはパソコンやスマホで顎を突き出して猫背気味になった状態を長く続けることで首がダメージをうけたもの。

首には神経や期間が通っていて、それが大きなダメージをうけ続けて機能が異常になって、体の不調になっている。
ほとんどの人は悪い姿勢や状態が生活習慣化していて、強制しようとしても仕事や生活に支障がでるほど。
早めに体のコリやゆがみをすっきりと解消して、正しい姿勢で仕事や生活が送れるように環境を整えることが大事。

猫背または猫背状態の人のチェック
・顎が前にでている(首が前傾している)
・肩が前にでている(胸が張れない)
・肩甲骨周辺が丸まっている
・膝が伸びない
これらが一つでもあると猫背。

著者は猫背といってもわかってもらえないので首ガチコリ状態と呼んでいる。

背中がまるまっていない人も、上半身がのけぞるように反り返って不自然になっている人も一種の首ガチコリ。姿勢を正すために無理に胸を張った状態になっているので。

正面からみたとき、左右の肩の高さが違っていたり、頭が前後左右に傾いている場合にも「首ガチコリ」である。

前かがみになっていると、5キロもある頭が前に引っ張られて、首から腰が前にまがり、背骨や筋肉もそれにあわせて凝り固まる。
一旦首ガチコリになると、その姿勢のほうがリラックスできると錯覚してしまう。

首ガチコリだと顔の老化現象も進む。


第1章 あなたの首はすでにゆがんでいる!
首こりは体のゆがみからきているので、元のゆがみを直さないと、一時的によくなってもまたもとに戻ってしまう。

首こりのもともとの原因は、体のゆがみで首の付け根、つまり頸椎に大きな負担がかかっていること。パソコンやスマホの使用で姿勢がわるくなり、体全体に歪みが生じている。
それが続くと、そういう恰好でないと逆に苦しくなるくらい。

頭の重量は5キロ。これが首の付け根だけにかかっているので、かなり大きなストレスがかかっている。しかも長時間である。
首の付け根は人間にとって「心身の急所」といわれている。その理由は、首の付け根に血管が集中していること。大きなリンパ節が集中していること、頸椎があり自律神経も集中していること。

人間の体幹を形成する背骨は、頸椎と胸椎、そして腰椎から成り立っている。
頸椎は穂ね7つからなり、機能がわかれている。自律神経のコントロール室は視床下部にあり頸椎につながっている。頸椎に支障があれば自律神経がコントロールできなり、体中に不調が広がる。

首の状態チェックシート。チェック3以上で要注意。5個以上で危ない首ガチコリ。
・首が凝っている
・上下左右に首を動かすと、動きにくい角度がある
・上を向くとすぐに首が痛くなる。
・首にしわがはっきりと刻まれている。
・顎から首にかけて皮膚がたるんでいる
・「ストレートネック」といわれたことがある。
・首の後ろに贅肉がある。
・よく寝違える
・首の骨を鳴らす癖がある
・むち打ちになったことがある。

ストレートネックとは首がまっすぐになっている状態。首はもともと湾曲があって、重い頭を支える機能を果たしているが、このクッション機能が失われているので、正常な首より二倍から3倍の重さがかかったり、地面からの衝撃が直接首や頭につたわりやすくなってしまう。
チェックするには壁に背中をつけて、お尻・かかとをつけたとき、後頭部が壁につくかどうかでわかる。つかない、つきにくいときはストレートネックの可能性が高い。
予備軍は、肩の高さが違う、視力が左右で違う、ズボンのすその長さが左右で違うなど。

枕を自分に合う高さにするのも大切。自分で鏡をみるか、ほかの人にみてもらって、首の角度を通常に保てる枕の高さ(通常は5センチから7センチ)を探す。柔らかすぎると頭が沈んで寝返りをうちにくいので注意。


第2章 背骨のS字状カーブがあなたの健康を左右する!

背骨は「頸椎」7、「胸椎」12、「腰椎」5の合計24個の骨からなりたってS字状のゆるやかなカーブを描く状態で上下左右からの衝撃を和らげている。首のまわりの筋肉の動きがS字状カーブの機能のカギを握っているのだが、デスクワークの多い現代人はこの機能が衰えている人が多い。

通常なら緊張して乳酸がたまった筋肉は、弛緩して新しい酸素や栄養素を運んでリフレッシュするが、S字状カーブが消失して筋肉が緊張したままだと、疲労物質がたまったままになり慢性疲労の原因になる。これが首のガチコリ状態になり全身の不調を招く。

首には甲状腺、迷走神経、交感神経脊髄神経が走っていて急所なのである。
首のコリや痛みの九割は自然に治る。骨や神経に原因があるのは3割で、本格的な治療が必要なのはその半分といわれているからである。つまりほとんどの場合は歪みなおしでよいのである。

そうはいっても、頸椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった物理的な疾患が原因の痛みの場合は病院で診察してもらう必要がある。
危ない首と頸椎の異常チェック方法
A 首を前後左右に傾けたり、倒したり、左右の後方に振り向いたりしてみる。
 痛み・違和感・動かしにくさを感じたら⇒頚椎症・頸椎椎間板ヘルニアの可能性
 手指がジーンとしてしびれる⇒頸椎章生神経根症の可能性
B できるだけ早く動かして、手で「グー」と「パー」を繰り返す。
 10秒間で20回以下しかできない⇒頚椎症性脊髄症の可能性
C 片手で壁につかまりながら、片足ずつケンケンする
 うまく続けられない⇒頚椎症性脊髄症の可能性
診断に納得いかない場合はMRIで確かめるのがよい。
ただし、形状に異常があっても必ずしも症状がでないことがある。

第3章 首こりによって自律神経が不調を引き起こす!

現代の生活はストレス社会なので、休息すべき夜間でも交感神経優位になりがち、この状態から解放されるには首コリや肩こりを解消することから始める。
自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)が乱れているかのチェック
・頭痛がする
・耳鳴りがする
・目が乾きやすい
・眼が疲れやすい
・肩や背中がこる
・腰が痛い
・腕がだるい、または重い
・背中に腕を回して、上下から組もうとしても組めない
・手足がしびれる
・猫背気味である
・風邪をひきやすい
・アレルギー症状がある
・冷え性である
・太り気味である
・便秘気味である
・トイレが近い
・生理が不規則
・生理がひどい
・肌が荒れやすい、むくみやすい
・疲れやすい
チェック項目が5個以上なら、自律神経が乱れています。

首にある血管や神経を解放すると、副交感神経優位になって、自律神経のバランスが戻る。

「首ほぐしエクサ」
1 椅子に腰かけて、手首を交差、手のひらを反らせて正面に向ける。
2 そのまま手首を固定して首を時計回りにゆっくりと回す
3 首を逆時計まわりにゆっくりと回す。
これを10分間。

ホットタオルやペットボトルをあてて、首をあたためる。
あてる場所はうなじから首筋、肩にかけての首に後ろ側と、耳の下から肩にかけての首の側面。
ヘアードライヤーであたためたり、マフラーやストールもよい。


第4章 首こりに即効! 自分でできる3つの「癒し」ケア
楽ラク体操⇒楽ツボ押し⇒反射区マッサージの順にやる

「楽ラク体操」
 1首さすり体操・・・首の後ろを上から下に軽く10回くらいさする。横も左右に10回。
 2首倒し体操・・・手で頭を支え、手に逆らって頭を右に倒す。次に右斜め前に倒して5秒キープ。これを左右2回。
 3首回し体操・・・首を左右に大きく各3回ずつ回す。

「楽ツボ押し」
 ・肩井(けんせい)次に天柱を押す。押してみて気持ちいいところが楽ツボ。ゆっくり5回ほど押す。
 ・リンパマッサージ。鎖骨のリンパ節を少しずつ位置をずらして、やさしく3・4回押す。
 ・「肩井」を5・6回押してから、肩から鎖骨に向かって優しくマッサージしてリンパを流す。

「反射区マッサージ」
 反射区とは各機関や内臓につながる抹消神経の集中個所。平面になっていて刺激する範囲が大きいのが特徴。刺激には「もむ」「さする」「押す」「たたく」の4つの方法がある。手のひらでおこなう。キズや発疹がある場所はやらない。刺激が強すぎる(赤くなるほど)やらないこと。動作は1回で3~5分。
 腕の多さは3~4キロあり、頭とあわせて10キロ以上の負担が肩や両腕にかかっているの、腕の反射区マッサージをする。
 1 胸の大腰筋をたたいたり、さすったりする(3分)
 2 肩から上腕部手先までやさしくもんでほぐしていく
 3 手首を押したり、もみほぐしたりする。
時間がなければ3だけでも。


第5章 お手軽な「癒やし」グッズで首こり楽ラク解消術
100円ショップで売っている癒しグッズの紹介
 ・ネックすっきり・・・指で行うより力がいらず、ラクに天柱などのツボが押せる。ただし、力をいれすぎないこと。
 ・健身棒・・・それほど力を使わずに的確に楽ツボを刺激してくれる。ツボはひとつを6~8回押す。押すとき息を吐いて、ゆるめるとき吸う。優しく刺激して機能回復、強めで痛みを抑えるが、ほどほどに。
 ・かっさ・・・楽ツボを押したあとに血液やリンパをスムーズに流すのに使用。
 ・ストロングローラー・・・反射区にあててぐるぐるマッサージ。心配な人はクリームなどで肌を保護して使う。
 ・フィットネスボール1・・・少し緩め気味がよい。首の下にボールをいれて頭を載せて3~5分リラックスすると、頭の重さでストレート気味だった首の骨が湾曲状態に戻る。そのまま前後左右に動かすとコリがほぐれて心地よく感じるようになる。痛みがあったらやめる。
 ・フィットネスボール2・・・お尻の下に置いて、その上に正座。おなかに力を込めて引っ込めながら、背筋をまっすぐに伸ばし、骨盤もまっすぐにする。背骨や骨盤のゆがみなおしになる。
 ・フィトネスボール3・・・ボールを頭の後ろにあて両手でもって、強くおしつけながらひじをゆっくり開くようにする。顔を上げてまっすぐに正面を向くので姿勢がよくなるだけでなく、背筋が伸びて胸のストレッチになる。
 ・フィットネスボール4・・・うつ伏せに寝ておなかの下にいれて、骨盤を左右に傾ける。床に腰を下ろして腰にボールをあてて浅く座り、手を床につける、そのままゆっくり骨盤の下にボールを敷くように体を倒す。さらに膝を胸に引き寄せるようにして抱え、脚全体を上下に揺らす。
 他にも横にはさんだり背中にいれたり、座って背中と背もたれの間にいれたり、座面とお尻の間にいれたりのストレッチが紹介されていた。


第6章 首こりから解放される生活習慣をつける!
長い間に身についた姿勢を矯正するのは困難なので、じっくり腰を落ち着けて治すことが大切。
まず、パソコンやスマホをみるとき顎を突き出して背中が丸まるので、顎を少し引いて、少し顎をあげるように意識する。でも前には出さない。
首をさげなくてよいように机やいすの高さを調節する。
1時間に1回は首をあげて1~2分休ませる。肩をまわしたり、腕をあげて背伸びをする。
常に下を向かず、顔を揚げる意識を持つ。

パソコンはデスクトップにして、顔が正面で正対するようにする。パソコンとの距離は30㎝。首の負担を減らせば効率もアップする。

枕が高いと頸椎の曲がりが消失して首に負担がかかる。要は首の頸椎の湾曲が保立てることが大切。一般的には5~7センチの高さで肩口までしっかり乗るようにする。自分で理想的な高さがわからなければ枕なしで仰向けに寝て、違和感がなければそれでOK。仰向けになると頭の重さは床がうけとめてくれるので首は完全に休養できる。
畳で仰向け大の字を5~10分で首こりが解消される。
就寝中は寝返りがうてることが大事。布団が柔らかすぎると寝返りできないので注意。

首を支える筋肉をつける。
腕を頭の後ろに組んで、まっすぐに立ち、そのまま上半身を直角にまげて再び起こす。これを30回繰り返す。
また全身運動で体のコリやゆがみを解消するのも大事。
ウォーキングするときは姿勢を意識。背筋をのばし、かかとから着地するイメージ。


第7章 首のストレスフリー生活で首こりを完全追放!
ホメオスタシス・・・体が外界からの刺激や変化に対してゴムボールのようにもとに戻る機能。
ホメオスタシスに異常がおきると、体調がみだれてもどらない。ストレスチェックがあって、ストレスがたまると筋肉が緊張してコリやゆがみになると解説。
オフのとき心と体をリセットすることが大切。

お笑い番組を見るなどして、1日1回は大きな声で笑う。
1日1回15分くらいうたたねする。
うたたねのあと深呼吸する。何も考えず10分でよいのでぼーっとする。遠くをみながら行うとさらに効果的。緑茶や紅茶のテアニンでリラックス効果が倍増。
1カ月に1回は何もしない日をつくる。感じるままに動く。このリラックス感を覚えて習慣づけるとストレス解消になる。
お風呂で20分湯船につかって体全体を温める。そのままシャワーで首や肩の反射区をマッサージする。
音楽で自律神経のバランスを整える。耳を刺激して「腎」が刺激され精力増進や老化防止に効果がある。

姿勢を矯正すること、心理的ストレスを和らげることで首こりが解消する。
簡単にはいかないが続けて、楽しい日々をてにいれてほしい。


首こりは治る!

首こりは治る!

  • 作者: 福辻 鋭記
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2015/10/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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